成田山釈迦堂の掲げられた涅槃図
御釈迦さまが入滅した2月15日には、釈迦堂にて、
常楽会(釈尊涅槃会)が厳修されます。
涅槃像は頭北面西(ずほくめんさい)
頭は北向き、面(顔)は西向きのお姿で横になっています。
悟りを開いてから80歳で入滅するまでの45年間、
毎晩1時間このお姿で説法をしたと伝えられています。
北 枕
お釈迦様はこの様なお姿で入滅したことから、日本では釈迦の故事にちなみ
死を忌むことから、北枕は縁起が悪いこととされ、死者の極楽往生を願い
遺体を安置する際のみ許されていた。
『南蔵院(なんぞういん)』 福岡県篠栗町
釈迦涅槃像はブロンズ製では世界一とです。
全長41メートル、高さ11メートル、重さ約300トン
タイのワット・ポーの世界最大の涅槃像
全長46メートル、高さ15メートル
大涅槃像殿内に奉安されています。