何故お寺に聖徳太子堂があるのでしょうか?
聖徳太子は、飛鳥時代の皇族であり政治家で、推古天皇の摂政として政治を司りました。
そして全国に数多くのお寺を作り仏教を広めました。
このことから聖徳太子は僧侶ではありませんが、
多くのお寺に聖徳太子堂が建立されているようです。
聖徳太子は一体幾つぐらいのお寺を建立したのでしょうか?
聖徳太子建立七大寺(しょうとくたいしこんりゅうしちだいじ)は
聖徳太子建立の伝承のある下記七つの寺の総称です。
四天王寺・中宮寺(尼寺)・橘寺(聖徳太子生誕地)・葛木寺(尼寺)
聖徳太子建立四十六ヶ寺は、飛鳥時代に建立されました。
聖徳太子ゆかり(太子建立)の寺です。
日本書紀に「有寺四十六所」と記述があります。
この様なことから聖徳太子建立の寺院を特定する為に
学者による考査が盛んに行われたようです。
本来の聖徳太子建立四十六ヶ寺を特定するのは難しく、
考査する毎に増え続け現在では300数ケ寺が
「太子建立」ではないかと伝えられています。
桜
手前左壁画
楓
手前右壁画
4月第三日曜日(雨天の日は舞楽・雅楽は中止となります)
聖徳太子報恩大法会の時に、古式豊かな踊り舞楽
迦陵頻(かりょうびん)(左方の舞)
成田山職員の雅楽部
火焔宝珠
聖徳太子堂の火焔宝珠による、「雨仕舞い」(あまじまい)
八角形の露盤の上を伏鉢・受花・火焔宝珠
法隆寺東院夢殿
(739年建立 国宝)