灯明台(1894年 明治27年建立)
設計者は佐立七次郎氏(明治初期に活躍した建築家)
現在燈明台は地震により火袋から上が倒壊して無くなっています。
宝珠・笠・火袋が無い。
以前はこの写真の様に、火袋から上の部分もありました。
成田山と関係が深い歌舞伎役者と言えば、
市川宗家(市川團十郎)[成田屋]である。
燈明台には市川宗家の面々の名前が見られます。
團十郎 左團次 小團次 九蔵 荒次郎 團子 女寅
この他に15名程の歌舞伎役者の名前が見られる。
年代から九代目市川團十郎である。
1898年(明治31年)成田山東京別院深川不動に
建立された燈明台ですが、成田山の燈明台の
火袋とは少し異なります。(上の写真参照)
設計者は成田山と同じ建築家佐立七次郎氏
上部は関東大震災により、無くなりました。
平成20年(2008年)深川公園に移設しています。
この絵葉書の燈明台を、よく見ると右側にはハシゴが掛けてあり
上の方には人が立っているのが見えます。
成田山霊光館所蔵の絵葉書より
灯篭(とうろう) 石灯籠(いしどうろう)と石が付くと{ど}と濁って読む。
石灯籠の各部の名称
宝 珠
笠
火 袋
中台(受花)
竿(柱)
基 礎
基 壇