昭和44年(1969年)からNHK大河ドラマの俳優と
大相撲力士による豆まきが行われています。
大相撲高砂部屋の当時の親方四代目高砂浦五郎(横綱前田山)と、
NHKスタッフの協力を得て始まったようです。
節分会の舞台
お相撲さんは大本堂への石段踊り場の台の上で豆を撒きます。
俳優さんは特設舞台(大本堂に向かって左側)で豆を撒きます。
この特設舞台ではNHK大河ドラマの俳優達が豆を撒きます。
NHKの大河ドラマのその年のメインキャストが勢ぞろいで豆まきするのが恒例。
しかし一度だけ、大河ドラマの役者さんたちが参加しなかった年がありました。
1976年、その年の大河ドラマは平将門を描いた「風と雲と虹と」。
成田山は開基そのものが将門調伏であり将門の「怨敵」ともいわれ、
こうしたジンクスを気にして成田山の豆まきに参加しなかったようです。
豆をキャッチするのは、なかなか大変です。
前の方にいても3個か5個ぐらいしかキャッチ出来ません。
下に落ちた豆は危険なので拾うことは禁止されています。
一回目は豆まきを楽しんで下さい。
二回目は大本堂の西翼殿に並んで豆を頂いて下さい。
20袋から30袋の豆が頂けます。
両手では持ちきれないほど沢山の豆が頂けます。
出来ればビニール袋を用意しておいた方がいいでしょう。
写真左の様な袋に入った豆が20袋程頂けます。
一年間の日数の(365個・閏年は366個)の
「福御守」付きの豆が毎回投げられますが、
なかなか拾う事が出来ないですね。
三回目の豆まきは、多数のお付きを従えた
年男の方々(前列の七名)が豆まきをします。
太鼓やのぼりそろいのハッピで行列をつくり舞台に登場します。
成田山の豆まきは「鬼は外」とは言わない。
理由を知りたい方はファイルをご覧下さい。
節分会豆まき参加力士
昭和44年前の山・高見山から現在(2017年)まで35名の力士が
成田山節分会の豆まきに参加いしますた。
2018年(平成30年)以降の節分会参加力士
2018年 平成30年(4力士)
稀勢の里(横綱)・ 御嶽海(関脇)・ 隠岐の海(前頭)・ 遠藤(前頭)
稀勢の里(横綱)は、高見山の最多参加記録14回とタイ(今年で連続14回参加)
稀勢の里・高見山の参加記録14回は、今後当分破らるることはないだろう。
横綱白鵬は不参加 (日馬富士の不祥事のため)
2019年 平成31年(4力士) 令和元
白鵬(横綱)・ 御嶽海(小結)・ 隠岐の海(前頭)・ 遠藤(前頭)
2020年 令和2年 (5力士)
白鵬(横綱)・ 高安(大関)・御嶽海(小結)・ 隠岐の海(前頭)・ 遠藤(前頭)
2021年 令和3年 (参加力士なし)
力士・NHK大河ドラマ俳優の参加は無し(新型コロナウイルス拡大の為)
2022年 令和4年(2力士)
高安(小結)・隠岐の海(前頭)
昭和44年から平成29年までの参加記録は下記ファイルをダウンロードしてご覧ください。