(1655年 明暦元年 建立)
薬 師 堂
1655年建立(1855年この飛び地に移設しました)
2013年6月に改修し新しくなりました。
薬師堂は成田山境内になく、飛び地にある為
参拝者が少ない為か?2014年3月より閉扉されています。
平和の大塔横に開基1080年の記念事業として醫王殿を建立されました
平和の大塔に仮奉安されていた、
薬師如来や十二神将は醫王殿に奉安されました。
地鎮祭を迎え正式名称を
「成田山醫王殿」(いおうでん)と決定
薬師堂の歴史
1655年(明暦元年) 本堂として建立
1674年(延宝2年) 徳川光圀公参詣
1688年(元禄元年) 初代市川團十郎
御本尊の霊徳により一子を授かる
1701年(元禄14年) 山上へ移築
1855年(安政2年) 表参道の現在地へ移築
1954年(昭和29年) 修 復
1969年(昭和44年) 成田市指定文化財に指定される
2013年(平成25年) 修 復
薬師堂が本堂であった時には、
徳川光圀公や初代市川團十郎が
参詣したと伝えられています。
改修前の祈願祭
正面の向きが東であった為、
南向きに変更しました。
薬師堂閉扉の張り紙
2014年(平成26年)3月1日より閉扉
薬師如来像
月光菩薩像 日光菩薩像
薬師如来・日光菩薩・月光菩薩・及び十二神将は
現在平和の大塔一階に展示されています。
[醫王殿] 落慶迄は平和の大塔に奉安しているので
間近でじっくりと見る事ができます。
薬師如来像
薬師如来は左手に薬壺(やっこ)を持っています。
如来で手に物を持っているのは薬師如来だけです。
印相は右手を施無畏(せむい)印、左手を与願印とし
通常は写真の様に左手に薬壺(やっこ)を持つています。
薬師如来の御真言
[オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ]
十 二 神 将
薬師如来の眷族
昼夜12時、四季12ヶ月不断に衆生を護ると誓ったという。
日本には薬師如来とともに奈良時代に伝わったようだ。
子 宮毘羅大将 クビラ
丑 伐折羅大将 バサラ
寅 迷企羅大将 メイキラ
卯 安底羅大将 アンチラ
辰 摩人爾羅大将 マニラ
巳 珊底羅大将 サンチラ
午 因達羅大将 インダラ
未 波夷羅大将 バイラ
申 摩虎羅大将 マコラ
酉 真達羅大将 シンダラ
戌 招杜羅大将 ショウトラ
亥 毘羯羅大将 ビカラ
成田山の十二神将の頭の上には、それぞれの干支がある。
成田山醫王殿(完成予想絵図)
1080年祭の記念事業として、平和大塔横に建立
平成30年(2018年)完成予定